法律相談を受けるポイント

今回は,上手に法律相談を受けるポイントを紹介します。

普段から書類を残す

あらゆる相談のベースとして弁護士が欲しいのは,書類です。
ものを買うときの売買契約書,家を借りるときの賃貸借契約書には接したことがあると思います。お金の貸し借りをした場合の借用書もそうですね。

特に,借用書のように,相手に請求をかけていく場合,書類がないと,いつ,どんな条件で貸したのかがあいまいになってしまいます。
そうすると勝てる確率が下がってきます。借用書を作っていれば一発で勝てるのに,勝つのも大変になってしまう場合があります。

それほど書類は重要なのです。
多くの弁護士が電話相談を好まないのも,書類を確認せずにはまともな回答をすることができないからです。「・・・の可能性があります。」,「なんとも言えませんが・・・」といったペンディングつきの答えになってしまいます。

契約書以外にも,メールとか,浮気をほのめかすような相手のLINEや写真,ご自身の日記などを残しておくことも意識してください。
捨てたり消してしまっている方も多いですが,証拠を残しておけばいざというとき,相手に勝ちやすくなります。

法律相談の時には,これらの書類を持っていきましょう。

 

ぶっちゃけ
何の書類も持っていかないと,ただの悩み相談になっちゃうんだよね

 

自分の要望をはっきりさせる

自分の権利を守るためには,自ら行動することが必要です。

たとえば,お金の請求をしたいのに黙っていたら時効にかかって権利が消えてしまいます。
イヤなことをされているのに黙っていたら,誰も守ってくれません。

また,時には優先事項を決めることも重要です。
たとえば,離婚するときに,慰謝料と養育費をもらいたいけれど,話がまとまらない場合,慰謝料にこだわりすぎると交渉がまとまらなくなって,結局,養育費をもらうにも時間がかかってしまうことがあります。
交渉がまとまらなくても慰謝料を優先するか,そこは妥協して養育費を優先するか,このような選択をせざるをえないこともあります。

 

ぶっちゃけ
つらい選択でも,時には,解決することを優先することがメリットになります

 

相手の立場に立つ

自分の要望をはっきりさせるように,という話と裏腹ですが,誰しも時として周りが見えなくなってしまいがち 。

自分の言い分ばかり考えていませんか。相手の立場になって考えてみることで,冷静になれる場合もあります。
また,第三者を間に入れることで,冷静に話し合いができる場合もあります。裁判や裁判所の調停以外にも,あまり知られていませんが,多くの弁護士会で,弁護士が和解をあっせんするADR制度を作っています。
なかには,いまの彼氏が元の彼氏に彼女の写真を返せといった和解あっせんも成立した例があります。

自分の権利のことしか見えずに、相手の権利を侵害してしまうのは論外です。
そこまで行かなくても,たとえば,数センチの土地境界の争い,数ミリの外壁の仕上がりのずれに納得いかない場合など,相手と,もめるよりも話合いを優先した方がいい場合も多いです。
これほどヒドいことをされたのだから,たくさん慰謝料を取れるだろうなどと思い込んで相談される方もいます。
それほどとれないケースの場合や弁護士費用で損してしまいそうな場合,意に沿わない回答の場合,中には,「泣き寝入りしろってことですか」,「やったもの勝ちじゃないですか」などと言われることもあります。
そう言われるとつらいんですよね。そこは,ひとつの見解として,受け止めてもらいたいのが本音です。

 

ぶっちゃけ
スマートにいきたいものですね

 

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