試用期間中の解雇

 

試用期間中の解雇が問題になる事例があります。
試用期間だから自由に解雇してよいのでしょうか,解雇されてしまうのでしょうか。
また,解雇する場合の注意点は何でしょうか。
このあたりの基本を紹介します。

そもそも試用期間とは

一定の試用期間中に社員として不適格事由があった場合の解約権を留保した
期限つきの本採用契約とされるのが一般です。

立派な採用なんですね。
試用期間中の解雇は,本採用の拒否ですが,解雇に当たることになります。

試用期間中の解雇手続

したがって,解雇手続が必要です。
試用期間の開始後14日以内であれば解雇予告の適用はありませんが,
それをすぎると解雇予告が必要になります。

また,会社から試用期間中に本採用しない通知をしなければなりません。

それをすぎるともはや正社員ですから,正社員の解雇と同じ問題になります。

本採用拒否の理由

本採用後の正社員の解雇の場合よりも,広く解雇事由が認められています。
たとえば,
勤務成績が悪い
業務適格性がなし
言動が不適切
協調性がない
経歴詐称
指導しても改善見込みがない
といった例があります。

いずれにしても,解雇をする合理的な理由,
解雇されても仕方がないという社会的相当性が必要です。

 

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